渋谷「ネパリコ」で本格ダルバート体験|カシ(山羊肉)のカレーも味わえる人気店
こんにちは。Antumuです。
来てくださりありがとうございます!
今回は、渋谷駅新南改札から徒歩10分ほど。人の流れが多いセンター街方面とは少し離れた場所に、ひっそりとたたずむネパール料理店「ネパリコ」をご紹介。渋谷といえば若者の街、買い物やグルメで賑わうエリアですが、出る改札を間違えると「え、まだ歩くの?」と感じるくらい駅から距離があるので少しお散歩したい気分の時に最適なお店だと思います。
ただ、お店につくと香辛料のただよう空間。ランチタイムには大学生のグループやカップル、仕事の合間に訪れた会社員など幅広い層で賑わっており、その人気ぶりがうかがえます😊
ネパリコといえば「ダルバート」。ネパールの国民食で、日本でいう“定食”のような存在です。
- ダルスープ(豆のスープ)
- バート(ご飯)
- カレー(おかず数種)
- アチャール(漬物や副菜)
これらがワンプレートに並びます。ダルとバートで「ダルバート」。シンプルな組み合わせながら、栄養バランスが良く、毎日食べても飽きないのが特徴だそうです。
Aセットのダブルカレーを注文
今回私が頼んだのは「Aセット ダルバート(ダブルカレー)」。ネパリコの魅力のひとつは、カレーを選べること。そしてなんと、日本では珍しい「カシ(山羊肉)のカレー」が提供されているのです。
ネパールではポピュラーなお肉ですが、日本で山羊肉を出すお店は限られていて、まさにこの店ならではの体験。今回はカシは選ばず、マトンとチキンの2種類を注文しました。
運ばれてきたプレートには、中央に白いご飯、周りにはダルスープ、マトンカレー、チキンカレー、野菜の副菜、アチャールが彩りよく並びます。見た目からして食欲をそそられる一皿です。
カレーの感想
チキンカレー
骨付きの鶏肉がごろっと入り、スパイスの香りとトマトの酸味が絶妙。辛さは控えめで、日本人にも食べやすい印象です。
マトンカレー
こちらはチキンよりも香りが強く、スパイスの複雑さが際立ちます。マトン特有のクセはあるものの、逆にそれがコクとなり、ダルスープと合わせることでまろやかに楽しめました。
ダルスープ
豆の優しい甘みととろみがあり、スパイスの刺激を和らげてくれる存在。カレーや副菜と混ぜながら食べると味の変化が生まれ、最後まで飽きません。
「ダルバートは混ぜて食べるほど美味しい」と言われますが、まさにその通り。お皿の上で少しずつ混ぜながら、自分好みのバランスを見つけるのが楽しいです。
ネパールビールで乾杯
さらに今回はネパールビールも注文しました。インド、タイ、ネパールといった暑い国のビールは、共通して軽やかな口当たりで、喉ごしがすっきりしています。炭酸もきつすぎず、食事の邪魔をしないのが特徴。
お店に着いた頃は、渋谷の雑踏を歩き汗だくになっていたのですが、キンと冷えたビールを一口飲んだ瞬間、体の中からスーッと涼しくなっていく感覚。スパイシーな料理と相性抜群で、つい飲む手が止まりませんでした。
店内の雰囲気
店内はそれほど広くありませんが、テーブル席を中心にぎっしりと埋まっており、まさに「隠れた人気店」という雰囲気。
一人で来ている人もいれば、グループでワイワイ楽しんでいる人もいて、それぞれが思い思いにダルバートを楽しんでいる様子。渋谷という立地を考えると、学生が多いのも印象的でした。
ネパリコの魅力まとめ
- 渋谷駅新南改札から徒歩10分と、駅から少し歩く立地
- 日本では貴重なカシ(山羊肉)のカレーが味わえる
- ダルバートは本場の味わいを忠実に再現
- ネパールビールなど、料理との相性も楽しめる
アクセスは決して便利とは言えませんが、そのハードルを超えて訪れる価値のある一軒だと感じました。
まとめ
今回、渋谷の「ネパリコ」でダルバートをいただきました。駅から少し歩きますが、扉を開けた瞬間から漂うスパイスの香り、ワンプレートに盛られた色とりどりの料理、そして軽やかなネパールビール。どれもが異国の空気を感じさせ、食後には「また来たい」と思わせてくれるお店でした。
渋谷で少し変わったランチを探している方、本格的なネパール料理に挑戦してみたい方におすすめです。
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